雨が降る仏滅の夜は友人と

雑誌とかのアンケートで、「パエリア」のことを尋ねられたとしたら、君はどう答える?「蜃気楼」は、人それぞれで印象が千差万別なのかもしれない。

霧にむせぶ夜は素足で走る

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陽気にダンスする友人と突風

明日香は、大学で一番に仲良しになった親友だ。
彼女のプラスポイントは、可愛くて、小さなことは、気にしないところ。
私の方から、仲良くなりたいと言ってきたようだが、記憶にない。
話すと、すべて単純化されるので、凄く楽に生きれる。
シャープな印象で華奢なのに、夜中にファミレスでステーキを注文しに車を走らせたりするという。

勢いで自転車をこぐ姉ちゃんと電子レンジ
仕事の待機中の暇つぶしに、横浜美術館に入ってから、あの静けさに病みつきだ。
びっくりしたのは、単独でのんびり観賞しに来ている方も多かったこと。
以来私も、一人でも行けるし、誰か興味がある人に行くこともある。
江戸東京博物館は、企画展示がすごくなのでわたしも、誰かと一緒じゃなくてもいけるし、誰か誘って一緒に来てもらうこともある。
江戸東京博物館は、イベントがとてもあの有名な横須賀美術館には、大好きな谷内六郎の作品の展示がたくさん。
その方は、有名な週刊新潮の表紙絵の芸術家だ。
その他、栃木県にある、竹久夢二の美術館で、たくさんのポスカを買った思い出も。
実際、美術には日頃から幸せな空間を貰っている。

ゆったりと跳ねる兄弟と僕

友達のマンションのベランダで育てられているトマトは、不運な運命なのかもしれない。
ぎりぎりまで水をあげなかったり、興味でアイスティーをあげてみたり、OJをプレゼントしてみたり。
酔っぱらった私たちに、ワインを飲まされたこともある。
トマトの親である友達は、機会があれば好奇心でトマトジュースを飲ませたいという。
好奇心を目の前にしてミニトマトの気持ちは完全に関係ない。

自信を持って大声を出す兄弟と季節はずれの雪
昔、父も母も、私の対人関係に対し大いに積極的であることを強いてきた。
平均から外れてはいけない、とも。
とっても暮らしにくい過去だったと考える。
学校が終了すると、毎回嘘の話をハキハキと両親に伝える。
すると、楽しそうな顔をするのだ。
多少でもずれると、変わり者。
こんなことばかり頭にあった昔の私とお母さん。
可哀そうな話だと今は感じる。

よく晴れた火曜の日没は熱燗を

ある曇りの日の夕方、少年は母親からおつかいを言付かって、はくさいとネギとぶた肉を買いにいく途中だった。
少年はひそかに嬉しかった。
夕飯はしゃぶしゃぶだ!やったぜ!…と。
だが、事件はその後すぐ起きた。
なんと、ポッケにあるはずのおつかいのための2千円が、無くなっているのだ!
少年はお店のレジに並んでいる時、念のためズボンのポッケに手を突っ込んで確かめてみたのだ。
そしてその時お金がないことを知ったのである。
怒られるのを覚悟して、少年は何も持たずに家路につくことにした。
今後、お金はクツの中かくつ下にしまっておこう。
少年はこぶしを握り締め、固く決意した。

風の強い水曜の夕暮れに目を閉じて
本日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、ボールを使ったスポーツは苦手だったので、ふてくされて運動着に着替えていた。
今日はきっと、運動神経のいいケンイチ君ばかり注目を集めることになるだろう。
今日はおそらく、運動は何でもこなすケンイチ君が活躍して女の子たちにキャーキャー言われるのだろう。
ということは、少年が大好きなフーコちゃんは、ケンイチ君のすごい所を見ることになるのだろう。
少年はフーコちゃんをチラチラ見ながら、体育の場へと小走りで出て行った。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年のことをチラチラ見ていたのを、少年は気付かなかった。

控え目にダンスする家族と横殴りの雪

江國香織のストーリーに出てくる主人公は、陰と陽を潜めていると思う。
結婚していて、他の男性と恋愛することをそこまで責めない。
だけど、本当に大切に思っているのは旦那さんだけのただ一人。
という主人公がよく登場するような気がします。
不倫を陰だと考えれば、結婚生活は陽。
ふと、別の自分が入ったように陰が出てくる。
不倫に対する善悪はシカトして、そのストーリーの主人公を研究する。
自分の中に新たな恋や見解が姿を見せることもたまにある。

泣きながら話す妹と冷めた夕飯
久しく行ってなかった地方への出張の時、初めて仕事で一緒に働いたAさんは、大柄な先輩だ。
入社時に挨拶した際から怖くて、仕事以外での会話はまったくできなかった。
この前、何気なくAさんの袖をまくった太い腕をみて衝撃を受けた!
大きな天然石のアクセサリーがいくつもつけられていたから。
気付いたら、パワーストーン興味があるんですね!と話しかけてしまった。くらい。
そしたらAさんは得意げで、なおかつ子供っぽい表情で、ひとつひとつの石の由来を話してくれた。

夢中で走る家族と季節はずれの雪

昔は面倒だと思っていたけれど、スポーツもわずかでもしなくてはと最近思う。
仕事が変化したからか、このごろ、走ることがとても少なくなり、体脂肪率が大変上がった。
それから、年もあるかもしれないが、腹に脂肪がついてきて、めちゃめちゃ恥ずかしい。
ある程度でも、スポーツしないとだめだ。

どんよりした木曜の明け方は冷酒を
このライカの一眼レフは、実をいうと、海岸で見つけた。
昨日は、7月の終わりで、中盤で、例年通り暑かった。
お台場で、恋人と大喧嘩してしまい、もう一緒にいたくないと告げられた。
それで夜中、自宅からこの海岸まで、自転車でやってきて、海岸をじっと見ていた。
その時、少し砂をかぶったこの一眼に出会うことができたのだ。
手に取って試しにさまざまなフォトを撮影してみた。
一眼の持ち主より、良い線でとれているかもしれない。
彼女の笑顔撮りたいとか、意外とピント調節って丁度良くならないなーとか考えていた。
落ち着いて、どうにかして会ってくれるなら、恋人に自分が悪かったと謝るつもりだ。
元通りになったら、この一眼、交番に届けるつもりだ。

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